2005年10月15日

民俗学最前線

雑誌「BRUTUS」11/1号

特集は「旅に持って行く本」
BRUTUS的人選の著名人が、それぞれお気に入りの旅の本を3冊ずつ紹介する、という企画。

中でも都築響一のコメントは泣かせる。

ネオン街.jpg

<本当の意味での旅情を感じるのは、地方でひとりビジネスホテルに泊まり、夕食を食べるアテもなく賑やかな繁華街を彷徨う時。知らない街のスナックから聞こえてくる賑やかな歓声に、ここは僕が行くところじゃないとひしひしと感じる瞬間。(中略)

遠くの国で驚くのは簡単ですが、知っているつもりの場所で驚ければ余計に楽しいじゃない?みんな日本をしらなさすぎなんじゃないかと思うんですよ。>


といって紹介した本のひとつが『すすきのママ101人』(木村久里著、保育社刊)

<昭和末期のスナックの名物ママを紹介。古いのでガイドブックとしては機能しませんが、見ているだけで水割りの匂いが漂ってきます。日本の盛り場の99%はコレ。クラブやカフェは1%にも満たないんですよ。>

都築響一は、宮本常一の民俗学を現代で受け継ぐ存在なのだろう。
いずれにせよ、百年後にも残す価値のある仕事をしていると思う。
posted by ysms at 22:03| Comment(0) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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