ナバホ・インディアンの神話に、指紋は風だという考え方があります。頭のつむじも風。人間というのは風の容れ物であって、風が吹いてくることによって命が吹きこまれる。そういう思想ですね。しかも非常に楽しいのは、手足に指紋があって、うずまきがあることによって、人間は空にもつながることができるし、地面にもつながることができる。これがなかったら両方ともつるつる滑ってしまって、つながることなどできないし、立つことすらできない。『ホノルル、ブラジル―熱帯作文集』管啓次郎著
2007年02月20日
指紋
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