2011年04月05日

永遠の一角

miyauchi.jpg


青空深く、木々の枝がのびあがっていた。緑の葉の一つ一つがひっそりと宇宙にふれあい、ふるえているようだった。そこが吃水線にみえた。すぐそこに世界の果て、無とふれあう波打ち際があった。ならば、ここは異郷でもなんでもなく、なんの変哲もない、永遠の一角にすぎない。だとすれば自分は孤独でもなんでもない

宮内勝典『焼身』



posted by ysms at 19:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 01 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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